どんな時に超音波洗浄機を使うのか

金型などを洗っている

加工の現場で使う

製造の現場でも超音波洗浄機は活躍しますが、対象物や目的は現場ごとに変わります。
金属加工や自動車部品の工場では、切削油が付いた部品や金型、ギアを洗います。
電子機器や精密機器の現場はどうでしょうか。
ここではプリント基板や半導体部品、光学レンズといった細かくデリケートなものを扱います。
他の製造現場では、メッキ前の脱脂に使います。
容器やビンの予備洗浄に導入する例もあります。
機械や部品に汚れが残ると、狙い通りに加工できません。
品質が下がるため、多くの工場では洗浄レベルの基準を細かく定めています。
人の手でその基準を満たすのは難しく、超音波洗浄機が欠かせません。

特殊な特徴を持っている

工場で使う超音波洗浄機は、家庭用や医療用よりずっと大型です。
多槽式になっている点も特徴といえます。
1台で洗浄からすすぎ、乾燥までこなせる装置が付いています。
工場ではさまざまな部品を洗うため、周波数や出力を細かく調整できる仕組みも備わっています。
だからデリケートな部品でも壊れません。
汚れが落ちきらないという失敗も防げます。
洗浄液にも、特殊なものを選んでいます。
代表的なのが脱化水素系の洗浄液です。
これを使えば、強い油汚れも短時間で落とせます。
洗浄にかかる時間が短くなるので、生産の流れを止めずに仕事を進められます。